税理士 吉田宏次のブログ
世界の日野皓正
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世界の・・・と言えば、
一昔前、世界のナベアツという芸人がいましたが、
ジャズ界では、“ナベサダ”=渡辺貞夫と“ヒノ”=日野皓正。

その日野皓正が、学生とのセッション途中、ドラマーの中学生に手をあげる映像が話題に。

ドラマーは、自分のソロ演奏の際、不相当に長時間演奏。
それに怒った日野皓正がステッキを取り上げる。
ここまでは、観客も演出と思い、笑いも起きていたそうですが、ドラマーは手で演奏し続けたため、日野皓正は行動に出る。

賛否両論ありますが、
演奏=真剣勝負の中で、調和を乱すスタンドプレーは許されぬということもわかります。
一方、陶酔の中で、エスカレートしてしまったドラマーの気持ちもわからぬでもない。

この件で、ふと米アカデミー賞ノミネートの『セッション』というスパルタ系音楽映画を思い出しましたが、音楽の世界もスポーツ等の世界と同じで、真剣勝負の厳しい世界であったりします。
観客と違って演奏する側は、音楽=単に音を楽しむ世界とは限らない。

最終的には、学生も否を認め、謝罪し、お互い握手を交わしたとのこと。
ホッとしました。

しかし、コメンテーターが諸々意見しておりましたが、外野がとやかく言う問題ではない。


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深谷義治

昨日、終戦記念日を迎えましたが、本作は8月15日の終戦後も帰還せず、中国にてスパイ活動を続けた憲兵・深谷義治の手記。

毛沢東の文化大革命時に、スパイ容疑で上海第一看守所に拘束。
日中国交正常化により恩赦されるまで、獄中生活20年4ヵ月。
拷問により、身も心もボロボロになり、中国で結婚した妻や子供も反革命分子の家族として苦しみ続けるも、日本の名誉のため戦後のスパイ活動を否定し続けた男の話です。

具体的に中国でどのような諜報あるいは工作活動をしていたかに関しては、一切触れず、(本人は否定し続けたので)また、拷問についても多くは語られておりませんが、唯一、書かれていたのは、歯を一本一本麻酔抜きで抜かれたということ・・・。
強靭な精神力には頭の下がる思いです。

ところで、メディア等であまり大きく取り上げられることがありませんでしたが、時は現在。
スパイ容疑で拘束中の地質調査会社社員が解放とのニュース。

中国企業の依頼で現地入りし、許可を得た温泉の地質調査を行ったところ、スパイ容疑で拘束。

2014年制定の反スパイ法以降、最高800万円とも言われる高額懸賞金目当ての通報による誤認逮捕も多いようですが、政治のカードとして有効な日本人は格好のターゲットなのかもしれません。

解放された地質調査会社の社員は、幸い拷問は受けなかったようですが、何故に約4カ月もの間、政府もマスコミも声を大にしなかったのか!

中国でビジネスを立ち上げるにあたっての市場調査は経済スパイ、写真撮影も場所によってはスパイ行為とみなされる可能性があります。

まさか自分が!とならぬよう、中国に行かれる方はご注意を。


原爆の落ちた日
明後日8/6に因んで再読の半藤一利の代表作。

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昭和の時代につき私なりの史観を持とうと、一時期、研究者並に右左関係なく、濫読した時期がありましたが、その中で、一番私が信頼している昭和史の大家。

前半は、原爆が落ちるまでの歴史的経緯を日本側、連合国側双方の立場から時系列で紹介。
お堅い歴史書ではなく、歴史小説的な読みやすさで、最終章は、共著者による原爆投下時の庶民の様子。
700P近くの大作ですが、冗長さはなく、内容の濃さからページの進みに重さを感じません。

原爆と言えば、日本は、落とされた側ですが、実は、日本も理化学研究所などで研究を行っていました。
歴史に「if」はありませんが、もし、日本が先に原爆の開発に成功していたら?

アメリカの大義は、“戦争の早期終結”ですが、それならば、広島に次いで長崎まで落とす必要があったのか?

京都も原爆投下候補地として挙がっておりましたが、実際落とされていたら今や違った趣の観光地になっていたか?

この著作から、改めていろいろなことを考えさせられました。

女城主直虎
隔年で、主人公が男女交代するNHK大河ドラマ。
今年は、柴咲コウ主演の女城主直虎ですが、女性主人公の年は、とかく途中で挫折することが多い。

分析するに、女性主人公の年は、内容が牧歌的になりがちで、大河ドラマへの期待としては、イマイチ物足りない。

“直虎”のドラマも合戦の場面などはほとんどなく、派手さはないものの、戦乱の世に、直虎治める井伊家をどのように存続させていくかという戦略面の観点からは興味深く、毎週楽しみにしております。

その戦略を担うのは、三国志における諸葛孔明のような懐刀の“政次”。
その政次演じる高橋一生の演技がすこぶるうまい。

以前、映画『沈まぬ太陽』で、当時、無名で脇役ながら輝いていた俳優堺雅人のように、このドラマにおいて、実にいい味を出しております。

高橋一生が演じていなければ、過去の例にもれず、途中挫折していたか?ぐらいの存在感。

今年は、過去のジンクスを乗り越え、最終話までたどり着けそうです。

ORE ORE
もはや年中行事になっている実家へのオレオレ電話。

年に一度のペースが、今年は半年で2回。
オレオレ不況でノルマ未達か?

以前、花粉の時期にマスク着用で実家に電話した際、電話を切られた本物のオレ。
親がオレオレにひっかかる心配は全くありませんが、過去、万引き犯等に仕立てられた私にとって気分のいい電話ではない。
最近では、痴漢がオレオレ犯の格好のネタか?
山手線一両貸し切りのウルトラサマータイムな私には、無縁ですが。

電話に運よく出ることができれば、老人のふりして、犯人逮捕!
など思ったりもしますが、固定電話の存在意義が問われている今、そろそろ逆探知機能付電話なんて発売されてもいい頃では。

絶滅種かと思うも、ゴキブリのようなしぶとさ。

まだまだ、オレオレ電話にはご注意を!