税理士 吉田宏次のブログ
遺言ブーム
昨日のTV東京番組ガイアの夜明けにて遺言ツアーが報じられていました。
司法書士が同行しツアー参加者の相談に乗り遺言を作成する。

遺言書となると身内には相談しにくいし、身内の顔が見えるとなかなか書きにくい。
一泊二日15.8万円と少々お高いが、ゆっくりと専門家の相談を受けながら
遺言書を作成できるなかなかの企画。

また、遺言キットというものが売れている。
書式とともに簡単な説明書がついていて手軽に遺言書が作成できる。
子供が買って親にプレゼントすることもあるという。
遺言書を書くことへの心理的障壁を簡単かつ仰々しくない形式で取り除き
ニーズを顕在化させた、これまたなかなかの企画。

ここ10年位で遺言は書こうかなと”思う”ものから実際に”書く”ものに変わってきた。

暗黙の了解であった家督相続の考え方が劣化してきたこと。
信託銀行などのCM効果。
書かないと”争続”になるという不安を煽るセミナー雑誌記事などの効果。
みのさん効果。

様々な要因があるとは思いますが、相続ということが脚光を浴びて
”遺言”に対する意識が変わってきたのは確か。

相続税の問題は一部の富裕層の問題ですが相続の問題は富裕層に限りません。

「遺言書書いておいたほうがいいかなあ」と相談されることがあります。
「書いたほうがいいかなあと思ったときに書いておいたほうが良いですよ。」
と答えます。

メインは争続対策ですが、もうひとつの意味合いは財産のたな卸しの意味もこめて。
残された相続人が財産を全く把握できていないことが結構あります。

実は、私も今年救急車で運ばれた後遺言を書きました。
妻と4歳の娘で争う余地はないので財産たな卸しの意味で書いたのですが
悲しいかな手間のかからない作業でした・・・。

※当社では節税対策も踏まえた上での遺言書作成のお手伝いしておりますのでお気軽に相談ください。
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