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税理士 吉田宏次のブログ
金価格高騰
最近多いご相談 “金”。
売り時か? 売ったときの税金は?

ドルの通貨信用力低下、世界経済不安から資金が金へ退避し金価格は高騰を続けていますが、個人的には金相場は現状、過熱感があるように思います。

売り時かどうかは、ご自身で判断いただくとして金を売った時の税金につきご紹介します。

金を売った場合には、営利目的で継続的に売買している場合(この場合は事業所得や雑所得)を除き、総合課税の譲渡所得になります。
分離課税の譲渡所得ではありませんので、他の所得と合算され所得金額によっては累進税率で所得税の最高税率40%及び住民税が課されます。

なお、金投資口座や金貯蓄口座での利益は、金地金の現物譲渡とは課税方法が異なり、一律20%(15%所得税+5%住民税)の源泉徴収で課税が済みます。

譲渡所得の計算

(1) 所有期間 5年以内の場合

譲渡所得=売却価額-(取得価額+売却費用)-50万円

(2) 所有期間 5年超の場合

(1)の算式で算出される所得に1/2を乗じた金額

以上、本年中の売却により所得が生じた場合には、来年3月15日までに確定申告をする必要があります。
国税も目を光らせているでしょうから申告モレのないようご注意を!