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税理士 吉田宏次のブログ
『ビッグの終焉』(ニコ・メレ著)
副題「ラディカル・コネクティビティがもたらす社会の未来」
なんだそれ?
また、わけのわからないカタカタ用語を使って…
と斜に構えつつ読んで見ると意外に面白く、ご紹介します。

一言でいうと

PCや携帯などの通信技術により、膨大なデータを瞬時に、送れるようになり、伝統的な大組織(ビック)が揺らぎ始めているという。

そのビックとして取り上げられているのが

ニュース、アーミー、ガバメント、カンパニーなど。

例えば、

ニュース
主流メディアが報じる前に、元首席補佐官のツイッターにより「ウサマビンラディン殺害」が広まる。

アーミー
軍隊VSテクノロジーで武装したテロリストを例に挙げ、9.11以降アメリががテロとの戦いに3.3兆$投じた一方で、アルカイダがテロに使った費用は50万$にすぎないという。
ちなみに、ビンラディンの死から3年が経ちますが、現在は、中央集権的な組織からブランドとノウハウ提供により経営は地元に任せるというコンビニエンス・ストア型のフランチャイズ型に進化しているとのこと。(雑誌『選択』3月号より)

情報技術の発展により、弱者が既存の強者であるビックに、いとも簡単に立ち向かうことができるようになった。
急進的な反体制の世界観が、ラディカルコネクティビティの根底にあるテクノロジーに埋め込まれているという。

そこで思い出したのが、ネット上の仮想通貨ビットコイン。

日本においては、ちょっと前に仮想通貨と言う意味では円天がありましたが、ビットコインを扱うマウントコックス社がシステムの欠陥からビットコインを盗まれ、民事再生法の申請まで追い込まれました。

これも、まさに伝統的な通貨世界、とりわけビッグであるUS$に対する、反体制ととられてもおかしくない。

ビットコインは盗んでも使えるものでもない。
では、なぜ盗難が起きたか?
作家の落合信彦あたりは、CIAの陰謀だ!といった小説を書きそうですが、ひょっとして…

ビックの逆襲なのか!