税理士 吉田宏次のブログ
ABE
最近、法人税減税が話題になっています。

実効税率20%台に向け、段階的な下げを検討するとのこと。

アベノミクスも踊り場か?

第一の矢(大胆な金融緩和)=A評価
第二の矢(機動的な財政出動)=B評価
第三の矢(民間投資を喚起する成長戦略)=E評価

と揶揄し、ABEノミクスと称したり、アベノリスクやら株価連動内閣やら。

このE評価の第三の矢の目玉の一つとして法人税減税が注目されてきました。

竹中平蔵氏曰く、海外投資家にわかりやすい政策で株価も上がるであろうと。

確かに、株価には好刺激かも知れません。

株が割安か割高かの判断値にPERという基準があります。
株が税引後利益に対して、どれくらい買われているかという値で、実効税率が下がることは、税引前利益が同じであれば、税引後利益は上がるので、理論上は、株価が上がる要素になります。

が、株の動きが理論的に動くとは限りませんし、株価上昇=景気上昇とは限らない。

また、税率が下がれば海外からの投資を呼び込むこみ経済が活性化するという議論があります。

本当でしょうか?コストは、税金だけではありませんし、コスト以前の問題もあります。

成長を否定はしませんが、今の日本の成熟経済に成長を望むことができるのか?

しかし、すぐには結果の出にくい経済で勝負したところは、安倍政権のうまいところ。

第一、第二の矢による株価上昇は、前政権にはなかった期待感を抱かせます。

アベノミクスは、壮大な社会実験。

もう少しの我慢が必要か!
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