税理士 吉田宏次のブログ
孫への遺言
今年もあと1ケ月ちょっと。
相続税増税が迫っているからでしょうか?
相続関係のご相談が増えてきました。

寄せられた相談の中から、孫に遺言で財産を相続させる場合の注意点を紹介します。

1. 相続開始前3年以内贈与

この規定は、相続発生前3年以内の贈与は、いったん相続財産に含めて相続税を計算するという規定です。
この規定を避けるため、相続人にはならない孫などに毎年110万円の非課税枠を利用して贈与するという方法がありますが、遺言などにより、孫に財産を相続させた場合には、孫は相続により財産を取得した者となってしまい、この規定の適用対象になってしまいます。ご注意ください。

2. 相続税2割加算

法定相続人以外の者が相続により財産を取得した場合には、通常計算される相続税の2割アップの税金を払わなければならないという規定です。
孫が養子という形で法定相続人になっている、あるいは、代襲相続で孫が法定相続人になっている場合には適用から外れますが、遺言で相続させる場合にはこの規定の対象になってしまいますのでご注意ください。
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