税理士 吉田宏次のブログ
芸人本
文藝春秋は、文芸誌「文学界」2月号を創刊以来初めて増刷することを発表し、話題を呼びました。

増刷の原因は、お笑いコンビ“ピース”の又吉直樹の純文学小説が、掲載されたこと。
早くも『火花』として出版され、増刷中。

内容は、自身が身を置く、お笑いの世界を描いたもので、芸人「僕」と主人公の先輩芸人の輝きと挫折を描いていた小説。

読後の感想としては、面白かったですが、多少芸人としての知名度分プレミアがついているか?
話題の割には・・話題先行かなあという感じを受けました。

一方、芸人本という括りで、素直に、面白い!と思ったのが、
鳥居みゆき『余った傘はありません』。

鳥居みゆきと言えば、「ヒットエンドらーん」というわけのわからないギャグで一世を風靡した、独特の世界観を持った一発屋芸人。
その独特な世界は文学の中でも発揮されています。

短編小説の寄せ集めですが、ブッラクでホラーなオチに私ははまってしまいました。

文学の世界において、表現方法、美文かどうか等の技術論では、プロアマ違いはあるでしょう。
しかし、内容の面白さという意味では、プロアマ関係なく、理屈抜きで、面白いものは面白い。
そんなことをこの二冊の本を読んでみて感じました。





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